ウェルズ・ファーゴ決算まとめ【NYSE:WFC】Wells Fargo

Wells Fargo【NYSE:WFC】
米銀大手ウェルズ・ファーゴ決算のまとめ記事。

バフェット銘柄として有名だが、2016年には口座水増しなどの不祥事で揺れたが、その後も手数料かさ増しなどの不正な営業慣行が発覚している。

ウェルズ・ファーゴの決算を時系列でまとめる

Wells Fargo ’19 Q1決算> 2019/4/12
EPS $1.20 予想 +$0.10
売上 $21.61B (-1.5% Y/Y) 予想 +$560M

Wells Fargo ’18 Q4決算> 2019/1/15
EPS $1.21 予想 +$0.01
売上 $20.98B (-4.9% Y/Y) 予想 -$770M

不正営業問題への処分(業務制限)も引き続き足かせ(自業自得だが)となっている。

融資全体の平均残高は1%減。住宅ローン事業の収入が前年比大幅減。

Wells Fargo ’18 Q3決算> 2018/10/12
EPS $1.13 予想 -$0.04
売上 $21.94B (+0.4% Y/Y) 予想 +$100M

Wells Fargo ’18 Q2決算> 2018/7/13
EPS $1.08 予想 -$0.04
売上 $21.55B (-3.1% Y/Y) 予想 -$90M

Wells Fargo ’18 Q1決算> 2018/4/13
EPS $1.12 予想 +$0.05
売上 $21.9B (-1.8% Y/Y) 予想 +$160M

WFC-Consumer-loans

WFC-Consumer-loan-trends

顧客に無断で口座を開設するなどの不正営業問題に関する連邦当局の捜査がウェルス・マネジメント部門(資産運用部門)にもおよんでいると報道されていた。

また、米消費者金融保護局(CFPB)からは自動車ローンと住宅ローンの借り手に対しウェルズ・ファーゴが過剰に料金徴収したとして制裁金が科されるとの報道もあった。

決算においてウェルズ・ファーゴはCFPBや通貨監督庁(OCC)との和解協議の結果次第で決算を修正する必要が生じるかもしれない(つまり和解金次第で米メディアによると約10億ドル程度ではないかと報道されている)と発表している。

WFC-Deposits

WFC-Net-interest-income

WFC-Noninterest-income

Wells Fargo ’17 Q4決算> 2018/1/12
EPS $1.16 予想 +$0.10

Wells Fargo ’17 Q3決算> 2017/10/13
EPS $1.04 予想 +$0.01
売上 $21.93B (-1.8% Y/Y) 予想 -$460M

WFC Earnings

Diluted EPS of $0.84 included the impact of a discrete litigation accrual of $(0.20) per share for previously disclosed mortgage-related regulatory investigations.

金融危機前の住宅ローン関連事業に関連する10億ドルの費用を計上した。

<ウェルズ・ファーゴの株価>

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