Proofpoint, Inc.【NASDAQ:PFPT】
プルーフポイントはビジネスメール詐欺(BEC)などの標的型メール攻撃対策に強い統合型メッセージングセキュリティ企業。
顧客数も順調に伸びている成長企業。
標的型ウイルス攻撃の90%超が電子メールを起点としている
標的型ウイルス攻撃の90%超が電子メールを起点とし媒介としている。
プルーフポイントが提供するProofpoint Targeted Attack Protection (TAP)というサービスは業界リーダーのEメール保護サービス。
Source: Gartner Secure Email Gateways格付け
さらにプルーフポイントはネクサスプラットフォーム(Proofpoint Nexus)というプラットフォーム保護の枠組みも提供している。
クラウド化の波をうまくとらえて追い風としている。
プルーフポイントは従来のコア事業であるEメールを媒介とするウイルスやスパムからの保護だけでなく、プライバシーの保護、社内の重要情報の暗号化、メッセージのアーカイブなど複数のサービスのクロスセルによって売上を伸ばしている。
全体的にうまく複数の付加価値をのせて成長している。
Source: Gartner Enterprise Information Archiving格付け
金融機関や医療機関などクリティカルな情報を扱う企業を中心に幅広い顧客層。
スプランクやパロアルトネットワークス、インパーバ(Imperva)、特権アカウント管理のサイバーアーク(CyberArk)、マカフィーなどとエコシステムを形成。
90%以上と高い顧客維持率のため売上見込みもたてやすく、米国比率が8割とまだまだ伸び余地があるため攻めの経営をしている(利益は後回し)。
プルーフポイントの業績推移グラフ
(2017年はTTM)
予測可能性のある売上とフリーキャッシュフローの伸び。
プルーフポイントの株価
NetscapeのCTOだったEric Hahnによって2002年に創業された。2012年から毎年セキュリティ企業の買収をしている。
プルーフポイントの決算を時系列でまとめる
<Proofpoint ’18 Q4決算> 2019/2/1
EPS(Non-GAAP) $0.51 予想 +$0.16
売上 $198.5M (+35.1% Y/Y) 予想 +$6.09M
サイバーセキュリティSaaSのプルーフポイント決算まとめhttps://t.co/295ddWdXLO
標的型フィッシングメールなど、Eメールがほとんどの攻撃の入り口。信用させてリンク踏ませるやつとか。実際のフィッシングメールを使ったトレーニングを手がけるカーネギーメロン大学発企業を買収したのが面白い。
— 米国株 決算マン (@KessanMan) February 3, 2019
<Proofpoint ’18 Q1決算> 2018/4/26
EPS $0.30 予想 +$0.15
売上 $162.5M (+43.5% Y/Y) 予想 +$10.22M
プルーフポイント決算
Proofpoint (NASDAQ:PFPT) Q1
EPS $0.30 予想 +$0.15
売上 $162.5M (+43.5% Y/Y) 予想 +$10.22M企業の電子メールセキュリティという地味な領域で無理なく(潤沢なFCF)売上が急成長し続けているセキュリティ企業。https://t.co/rvU9I9EQj0 pic.twitter.com/BpN3CdWWfU
— 米国株 決算マン (@KessanMan) April 26, 2018
コアである電子メールの保護に加え、Office 365やG Suiteなどクラウドアプリケーションの保護や、悪意のある電子メールボックスの不正使用などの自動検出など新製品を投入している。
プルーフポイントのサンドボックスとパロアルトネットワークスとの連携をよく聞く。
<Proofpoint ’17 Q4決算> 2018/2/6
EPS $0.29 予想 +$0.09
売上 $145.4M (+36.1% Y/Y) 予想 +$5.91M
プルーフポイント決算
Proofpoint (NASDAQ:PFPT) Q4
EPS $0.29 予想 +$0.09
売上 $145.4M (+36.1% Y/Y) 予想 +$5.91M<解説>
標的型メール攻撃対策を中心とするセキュリティ企業https://t.co/rvU9I9EQj0 pic.twitter.com/F0gYqFjTby— 米国株 決算マン (@KessanMan) February 7, 2018