Mettler-Toledo International, Inc.【NYSE:MTD】
メトラー・トレドは研究室や製造プロセスで使用される精密機器など測定ソリューションのグローバルメーカー。
計量器(天びんとはかり)分野で半世紀以上に渡ってマーケットリーダー。
メトラー・トレドは計量・計測で世界最大のメーカー
研究開発、品質管理、製造、物流、小売など顧客のバリューチェーン全体を通して計量、分析、検査など測定ソリューションを提供し、プロセス合理化、生産性向上、規制要件へのコンプライアンス、コスト最適化をサポート。
たとえば研究開発では計量ソリューション、ピペット、熱分析装置、品質管理では分析天びん、滴定装置、pHメータ、自動融点測定装置、梱包における製品検査では金属検出、重量チェック、X線・画像検査システム、トラックスケールのような大容量はかりから店頭での小売り用はかりなども。
産業用スケールとロードセル、 ラボ用天びん、 レイニンのピペット、プロセス分析機器、自動合成機とIn Situ分析などの精密機器を提供。
グラフが必要以上に傾斜が急だが、リーマン・ショックでもさほど業績に影響なく安定的に売上高が推移。
特にアジアで成長。
研究室と産業向けが中心。
メトラー・トレドの業績推移グラフ
(2017年はTTM)
配当はないが自社株買いによる株主還元が目立ち、それに伴いEPSも淡々と上昇している。
メトラー・トレドの株価
1945年にスイスのエアハルト・メトラー博士が直示型天びんを開発し、ここからメトラー・トレドが始まる。
1989年に米国の工業用はかりで最大シェアのメーカーだったTOLEDO社と合併し、現在のMettler-Toledoとなっている。
メトラートレドの決算を時系列でまとめる
<Mettler-Toledo ’18 Q4決算> 2019/2/7
EPS(Non-GAAP) $6.85 予想 +$0.10
売上 $817.92M (+5.1% Y/Y) 予想 +$10.34M
メトラー・トレド決算まとめ
・計量器で世界最大シェア
・最近の業績を見ると特に研究室向けは安定的に成長
・地味だがコツコツと長期成長を続けてきた
・配当はないが淡々と自社株買いhttps://t.co/dIuqADfCfW— 米国株 決算マン (@KessanMan) February 8, 2019
<Mettler-Toledo ’18 Q3決算> 2018/11/8
EPS $5.12 予想 +$0.14
売上 $734.85M (+5.2% Y/Y) 予想 +$0.94M
<Mettler-Toledo ’18 Q1決算> 2018/5/3
EPS $3.74 予想 +$0.01
売上 $660.82M (+11.1% Y/Y) 予想 +$8.96M
<Mettler-Toledo ’17 Q4決算> 2018/2/8
EPS $5.97 予想 +$0.04
売上 $778M (+9.6% Y/Y) 予想 +$13.93M