Prologis Inc【NYSE:PLD】
プロロジス決算のまとめ記事。
物流不動産の世界的リーディングカンパニー。
↓1年前のPrologis
商品の仕分け・配送準備のためのフルフィルメントセンターなどを必要とするEC拡大の恩恵を受ける。
プロロジスの所有する物流施設の総延床面積は6400万m2
プロロジスの良好なロケーションが物流拠点として競争力がある。
プロロジス決算サマリーまとめ
決算の度にこの記事に更新・追加予定。
プロロジスの決算を見るにあたってFFOという項目に注目する必要がある。
まずはFFOの説明から。
FFO = Funds From OperationFFOはREITのキャッシュフローの評価をする際に重要な利益指標。
不動産事業の場合、減価償却費が多く、新たに資産に加わる不動産や不動産売却損益などで変動する期間利益のノイズを排除することで、保有ポートフォリオがキャッシュフローをどれだけ生み出しているかの実力をはかる。
FFO = GAAPによる純利益+減価償却費+その他不動産関連償却±不動産売買損益
AFFO(Adjusted FFO:調整後FFO) = FFO-経常的な設備投資等
<プロロジスの株価>
Prologisの決算を時系列でまとめる
< ’18 Q3決算> 2018/10/15
Core FFO $0.72 予想 +$0.01
売上 $682M (+13.1% Y/Y) 予想 +$99.25M
プロロジス決算
Prologis (NYSE:PLD) Q3
Core FFO $0.72 予想 +$0.01
売上 $682M (+13.1% Y/Y) 予想 +$99.25M.物流REIT大手。特に欧州の入居率が調子いいトレンドが続いている。https://t.co/mJBSu2r7Y3https://t.co/jV0LyNJCng pic.twitter.com/ZT7bcLsHkF
— 米国株 決算マン (@KessanMan) October 16, 2018
2018/4/29にプロロジスが84億ドルで買収を発表していた産業REITのDCTインダストリアル(NYSE:DCT)は8/22に買収・統合を完了。
入居率推移など。
欧州における入居率トレンドが良い。それに伴い欧州の賃料の伸びは引き続き加速するという。
< ’17 Q3決算> 2017/10/17
EPS $0.67 inline
売上 $602.87M (-14.4% Y/Y) 予想 +$33.24M
CEO said, “Our customers’ intensifying need for well-located logistics facilities. The lack of available labor and land scarcity are becoming additional governors on new construction. These favorable conditions have elevated our mark-to-market.”
CEO曰く、好立地の物流施設への顧客のニーズが高まっており、人手不足と好立地の希少性が、新規建設を抑制・調整しているため、賃料の引き上げは容易であることから市場環境は良くなっている。