Apple Inc.(NASDAQ:AAPL)の最新の業績・決算データなどを四半期ごとに追記していく記事。
Appleの四半期ごとの業績
Apple決算まとめ
✓ サービス売上高(Apple Musicなど)がAppleの売上高の19.7%を占める
✓ 製品グロスマージンは悪化したがサービス事業は改善
✓ iPhone売上高は前年比-17.3%https://t.co/vyYoSueFgV
— 米国株 決算マン (@KessanMan) May 1, 2019
<Q2’19注目ポイント>
iPhone売上高は-17%で製品グロスマージン悪化も、サービス事業のグロスマージンは改善し安定成長。
<Q1’19注目ポイント>
中国の売上高成長率の減速が突出。
<Q4’18注目ポイント>
- 2020年までに売上高を2016年比で倍増させる計画のサービス部門強化に力をいれていることがわかるサービス部門の成長率。
- サービス部門を牽引したのは前年比50%増のApple Musicなどで、売上高全体のサービス売上高シェアも18%まで高まっている。
- 売上全体に占めるMacとiPadの比率が低下する一方、その他製品(Other Products)の比率が上昇。
- その他製品はApple Watch、Apple TV、HomePod、AirPods、Beatsなど。
- ウェアラブル製品売上高が過去1年で100億ドルを突破するなどその他製品も成長に貢献。
Appleにとって重要なサービス収入比率
時価総額世界一であるAppleの売上の中身の歴史のビジュアル化が面白い。
すこーしずつサービス収入比率が高くなっている。
サービス収入内訳:https://t.co/xj9T5OZBYm
Source: https://t.co/rL28KdVR7b pic.twitter.com/gMxLzIz6bb
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) June 5, 2018
イノベーションのジレンマにはまって他社にiPod事業を破壊されず、iPod(上グラフのOther Productsに含)は自らの手でiPhoneで上書きしたApple。
そのiPhone販売もApple製品常連顧客でも「今回はiPhone買い換えなくてもいいな」と回避されたりAppleの予想通りに売れてくれるか不透明な事業で、iPhoneが駆逐したブラックベリーの経営陣が述べていたように「ハードウェア事業は売れている時はいいが難しい」
一方で、サブスクリプションなど予測可能性の高い事業の比率が高まると、年末の時点で来年の見通しレンジがある程度カチッとはまるので非常に経営しやすくなる。
ということで多くの企業がRecurring Revenue比率を高めようとしているが、Appleもすでにサービス収入比率が18%まで高まっている。
iPhone依存のAppleの収益の多角化の鍵は"other"
最近もサブスクリプションビジネスを買収するなど予測可能性の高いサービス収入比率を引き上げようとしている。
スマホの世界出荷台数は飽和状態なので、iPhone Xなどより高額商品でカバーhttps://t.co/DCtTmCQjK8
Source: https://t.co/09GltcR0cp pic.twitter.com/pZSDd0stWI
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) May 29, 2018
世界のスマートフォン出荷台数は頭打ちでiPhoneも販売数的にはピークアウトした感はあったが、そのかわりiPhoneは高価格帯のiPhone Xで単価を引き上げ2018Q3のiPhone平均販売単価は前年比20%増。
iPhone販売台数がついに横ばいに(世界のスマホ出荷台数は2016年にピークアウトしていたのでiPhoneだけじゃないが)
ここまでは高価格帯投入によって平均販売単価が上昇し売上高はまだ伸びていた。Apple株価は時間外で-7%と時価総額1兆ドル付近で攻防。https://t.co/sGHIRZANxV pic.twitter.com/3skG4Kf3oH
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) November 1, 2018
単価を引き上げれば全体の売上高は底上げされる。
それでもiPhone依存から脱却するためにサービス収入比率引き上げは急務。
そのサービス部門を牽引するApple Musicは前年比50%増と勢いがある。
Apple Music競合の音楽ストリーミング覇者Spotifyは売上高前年比26%増だ。
また、その他製品部門を支えるウェアラブル製品のApple Watchも好調のようだ。
Apple Watchがスマートウォッチの市場シェア61%になった。
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— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) March 4, 2018
豊富なキャッシュが話題となっていたAppleだが巨額の自社株買いなどによる株主還元でキャッシュは減らしていく意向。
Appleの"キャッシュ"周りの軌跡
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Appleは世界最大級債券ファンドでもあるhttps://t.co/P9jb4mpAr3 pic.twitter.com/kTtqArtOya
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) January 19, 2018
Appleの決算を時系列でまとめる
<Apple ’19 Q2決算> 2019/4/30
EPS $2.46 予想 +$0.10
売上 $58.02B (-5.1% Y/Y) 予想 +$620M
<Apple ’19 Q1決算> 2019/1/29
EPS $4.18 予想 +$0.01
売上 $84.3B (-4.5% Y/Y) 予想 +$330M
<Apple ’18 Q4決算> 2018/11/1
EPS $2.91 予想 +$0.13
売上 $62.9B (+19.6% Y/Y) 予想 +$1.44B
iPhone: 4689万台 (予: 4750万台)
iPad: 970万台 (予: 1053万台)
Mac: 530万台 (予: 487万台)
iPhone平均単価(ASP): $793 (予: $750.78)
<Q1ガイダンス>
売上 $89B~$93B (予: $92.88B)
グロスマージン 38%~38.5% (予: 38.6% )
<Apple ’18 Q3決算> 2018/7/25
EPS $2.34 予想 +$0.16
売上 $53.3B (+17.4% Y/Y) 予想 +$870M
iPhone: 4130万台 (コンセンサス: 4160万台)
iPhone平均単価(ASP): $724 (コンセンサス: $694)
サービス部門売上高: $9.55B (コンセンサス: $9.2B)
<Q4ガイダンス>
売上高: $60~62B (コンセンサス:$59.4B)
<Apple ’18 Q2決算> 2018/5/1
EPS $2.73 予想 +$0.05
売上 $61.1B (+15.5% Y/Y) 予想 +$160M
1000億ドルの自社株買いを発表。
Apple決算 (NASDAQ:AAPL) Q2
EPS $2.73 予想 +$0.05
売上 $61.1B (+15.5% Y/Y) 予想 +$160MiPhoneの出荷台数はコンセンサス予想とほぼ一致。
1000億ドルの自社株買い、16%増配。https://t.co/k4NOGcb9TZ pic.twitter.com/hZy33bIOB5
— 米国株 決算マン (@KessanMan) May 1, 2018
<Apple株価>
Appleの時価総額、史上初の1兆ドル超えが見えてきたがどうなるか
Source: https://t.co/LLdwpwiJab pic.twitter.com/p58jEjxo2r
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) March 14, 2018